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2003年4月25

 

東北パイオニア 03年3月期の有機ELD売上高は前年比135%増に

 東北パイオニアは、03年3月期の有機ELディスプレイ売上高が前年比135%増に当たる75億9000万円と発表した。携帯電話のサブディスプレイ用パッシブパネルがLG Electronics、米Motorola、富士通に採用されたことが寄与した。

 04年3月期は、フルカラーカラーパッシブパネルを製品化する予定で、前年比71.3%増の130億円を見込んでいる。アクティブパネルについては、今秋から2.1型パネルーパネルをサンプル出荷し、05年3月期から量産を開始する予定だ。


 

シャープ 携帯電話用CGシリコンTFT-LCDの供給を開始

 シャープは、携帯電話用2.4型CGシリコンTFT-LCDの供給を開始した。J-フォン向けの自社携帯電話「J-SH53」に搭載するもので、QVGA(240×320画素)という高精細画像が表示できる。

 表示色は26万色で、携帯電話では見づらかった地図データなどの小さな文字、人物や風景などの微妙な色彩の変化も鮮明に再現できる。


2003年4月24

 

ミノルタ ディスプレイカラーアナライザ用測定プローブを発売

 ミノルタは、ディスプレイの色度・輝度を非接触で高速測定できるディスプレイカラーアナライザ「CA-210」用測定プローブ「標準測定プローブCA-PU12」および「小径標準プローブCA-PSU12」を発売する。価格はどちらも38万円で、CA-210本体とソフト開発用SDKとのセット価格は98万円。

 CA-PU12、CA-PSU12とも従来の測定プローブの色度・輝度測定性能を維持しながら、1フレーム走査期間内で発光強度が変動するディスプレイが測定できる。この結果、LCDだけでなく、PWM変調方式やサブフレーム変調方式によって階調を制御している一部の有機ELディスプレイ、PDP、DLP型リアプロジェクションなども高速・高精度で測定できる。CA-PU12は測定径φ27o、CA-PSU12はφ10mmの微小面が測定可能。

 また、CIE1931などの色関数に近似した3色光学フィルタを搭載しているため目視に近い評価が可能で、正確な色度の絶対値を測定することができる。さらに、測定可能範囲として従来のカラーアナライザに比べ低輝度領域もカバーしており、γ調整・測定やコントラストの測定も容易。最速約20回・秒の高速測定が可能となっている。


2003年4月23

 

東海大学と電気通信大学 ナノシリコンによるRGB3色発光に成功

 東海大学と電気通信大学の共同研究チームは、直径3nm以下のシリコンナノ粒子からRGB3原色を発光させることに成功した。10V以下の低電圧で長時間安定した光を発光するという。

 まず、シリコンと石英ガラス(SiO2)を同時にスパッタリングしてSiO2中にSiが過剰に入ったアモルファス膜を別のシリコン基板上に成膜。これを900〜1100℃で熱処理しシリコンナノ粒子にした。フッ酸水溶液でナノシリコンを表面に露出した後、表面を酸化することによりナノシリコンの表面に酸化膜を形成した。

 ナノ粒子のサイズは熱処理後のフッ酸水溶液処理や酸化処理の組み合わせによって制御。1.9nmで青色、2.3nmで緑色、2.5〜3nmで赤色が発光する。


 

三井造船 有機ELD蒸着・封止装置市場進出を正式発表

 三井造船は、日本ビーテック、長州産業と有機ELディスプレイ用蒸着・封止装置を共同開発することを正式発表した。4月中に日本ビーテックが第三者割当増資を実施し、三井造船と長州産業が同社に資本参加する予定。

 3社は年内に370×470mm基板用量産装置を開発し、来夏に1号機を出荷する予定。日本ビーテックがチャンバの基本設計を担当。三井造船はメタルマスクアライメント機構を担当し、これに基づいて長州産業が各種チャンバや搬送機構を設計する。また、三井造船は全体システムの制御も担当する。

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2003年4月22

 

菱電商事 KopinのCF方式LCOSでカラーEVF市場へ本格侵攻

 米KopinのLCOS(Liquid Crystal on Silicon)を国内市場で独占販売する菱電商事は、カラーEVF(Electric View Finder)用としてカラーフィルタタイプを製品化する。18万画素の0.24型カラーパネル「CyberDisplay 180k Color Display」で、先行する高温・低温Poly-Si TFT-LCDとコンパチブル化する。

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