FPD HOT NEWS |
2006年7月28日
|
アルバック シグマ光機からシグマテクノスの株式を取得 アルバックは、8月中にシグマ光機から子会社「シグマテクノス」の株式を一部取得すると発表した。取得金額は6000万円の予定で、今後、詳細な契約内容をシグマ光機と協議する。 シグマテクノスは精密ステージ事業を展開。アルバックは株式取得によってFPD製造装置の要素技術を獲得し、既存装置とのシナジー効果によってFPD事業を強化・拡大する。 |
2006年7月26日
|
松下東芝映像ディスプレイ マレーシアのテレビ用CRT製造・販売会社を解散 東芝と松下電器産業のCRT事業統合会社、松下東芝映像ディスプレイ(MTPD)は、マレーシアのテレビ用CRT製造・販売子会社「MT映像ディスプレイマレーシア(MTPDM)」での生産を8月で停止し、解散することを決めた。 MTPDMは日本や北米を中心に21〜32型CRTを生産・販売してきたが、薄型テレビの台頭にともなってCRT需要が低迷しているため、CRT事業を再編。アジア・中国での生産体制を見直し、操業を停止・解散することにした。 |
2006年7月25日
|
日立ディスプレイズ 車載用9.2型IPS-TFT-LCDを開発 日立ディスプレイズは、横長タイプの車載機器用9.2型IPS-TFT-LCDを開発した。10月からサンプル出荷する予定。 IPS技術によって視野角を上下左右170度に高めた。黒表示、すなわち無信号時はどの角度から見ても真っ黒に再現することができ、車載機器特有の高級感を醸し出すことができる。光源にはLEDバックライトを用い、660cd/m2という高輝度を実現した。表示色は26万色で、色再現性はNTSC比56%、コントラストは950:1に高めた。ナビゲーションモニターに加え、後部座席に配置するリアシートエンターテインメントモニター、将来的にはインパネへの採用を見込んでいる。 |
三菱電機 4.3型ワイドVGA TFT-LCDを発売 三菱電機は携帯機器用4.3型ワイドVGA TFT-LCD(800×480画素)を開発、8月1日からサンプル出荷する。サンプル価格は2万円で、月3万枚の出荷を見込んでいる。 高解像プロセス技術と画素構造の工夫によって輝度を業界最高クラスの200cd/m2に高めた。また、額縁を左2.2mm、右5.7mmに抑制し、モジュール外形寸法を従来の4.3型ワイドQVGAパネルと同等の103×67.5mmにコンパクト化した。コントラストは500:1、色再現性はNTSC比50%で、1670万色が表示できる。 |
日本ゼオン 富山県氷見市にゼオノアフィルムの新工場を建設 日本ゼオンは、富山県氷見市に100%子会社のオプテスがゼオノアフィルム新工場を建設すると発表した。 建設用地約17万m2を購入し、地上3階建て延床面積約2万2000m2の工場を建設する。1期の投資額は約100億円で、年産能力は約1500万m2に達する。完成は07年9月を予定している。 その後も第2期、第3期と段階的に設備投資を行う予定で、将来的には大型液晶テレビ用光学フィルムの年産能力を高岡工場と合わせ計1億m2に引き上げる。 |
クォーツリード 第8世代用石英ガラス切断を開始 大日本スクリーン製造の100%出資会社、クォーツリードは第8世代対応フォトマスク用合成石英の切断加工を開始した。 新たに建設した専用棟に、第8世代クラスの石英インゴットをワイヤーで10mm前後の厚さに切断できる大型ワイヤースライサーを導入。フォトマスクのさらなる大型化に対応できるようにした。 |
2006年7月24日
|
旭硝子 CRT用ガラスの生産能力を削減 旭硝子はCRT用ガラスの生産能力を削減するため、9月末までに海外のガラス製造窯を順次停止する。 CRT用ガラス需要は04年度の2億6400万本から06年度に2億本に減少する見込みで、05年からの価格下落や原燃材料費高騰などにより採算が急激に悪化していた。今後も需要の減少が予想されるため、生産体制を再編することにした。 インドネシア(ビデオ・ディスプレイ・グラス・インドネシア社、ファンネル製造窯1基)と台湾(パシフィックグラス社、パネル製造窯1基)における生産を全面的に停止。その他の拠点でも製造窯を計4基停止し、生産能力を約35%削減する。 |
2006年7月19日
|
東芝松下ディスプレイテクノロジー 低温Poly-Si TFT-LCD新工場を本格稼働 東芝松下ディスプレイテクノロジー(TMD)は19日、4月に完成した低温Poly-Si TFT-LCD新工場(石川県能美郡川北町)のオープニングセレモニーを開催した。 新工場は地上4階建てで、延床面積は3万4245m2。730×920×0.5(t)oマザーガラス対応ラインを導入。来年4月のフル稼働時にはマザーガラス投入能力は2万枚/月となり、2.2型パネルが月550万枚生産できる。ガラス基板上に周辺回路や新機能を一体形成するSOG(System On Glass技術、OCB(Optically Compensated Bend)技術といった最先端技術にも対応している。 この結果、石川工場、深谷工場(埼玉県深谷市)、AFPD(シンガポール子会社)を合わせた低温Poly-Si TFT-LCD生産能力は1000万枚(2.2型換算)にアップする。 |
2006年7月14日
|
ソニーとSamsung Electronics 第8世代TFT-LCDラインを建設 Samsung Electronicsとソニーは、合弁会社の「S-LCD」が第8世代TFT-LCD生産ラインを建設することで正式契約した。投資額は19億USドル(約2000億円)で、両社で折半する。 2200×2500o対応ラインを導入し、50型クラス6面、46型8面取りを行う。マザーガラス投入能力は5万枚/月で、07年秋の稼動を予定している。 |
LCD/PDP用基板搬送ロボット市場は618億円 富士経済の調査レポートによると、LCD/PDP用ガラス基板搬送ロボット市場は05年で618億円となった。 05年後半よりTFT-LCDメーカーの設備投資が回復に転じており、06年も韓国や台湾を中心に第7世代以降の設備投資案件が多くなることから、今後も順調に拡大する。パネルサイズの大型化にともないロボットも大型化し、単価も上昇しており、08年には05年比143%の885億円に達すると予測している。 |
2006年7月13日
|
LG.Philips LCD 第2四半期は赤字に LG.Philips LCDは、第2四半期業績が赤字に転落したと発表した。売上高は前年同期比0.3%増の2兆3150億ウォンで、3220億ウォンの赤字となった。パネル価格が約18%低下したことが響いた。 このため、06年の設備投資額を当初予定の4兆2000億ウォンから3兆ウォンへ下方修正。第5.5世代ラインの増強を中心に投資することにした。 |
2006年7月10日
|
スミダとシンテックス LCDモジュール製造会社を設立 スミダコーポレーションとシンテックスは7月5日、香港にLCDモジュール製造会社「SUMIDA SHINTEX COMPANY LIMITED」を設立した。 資本金は1000万香港ドルで、スミダグループが60%、シンテックスが40%を出資した。中国広東省広州市に中小型LCDモジュール組立工場を建設し、11月から生産を開始する予定。 |
2006年7月7日
|
JSR 台湾のLCD材料工場が完成 JSRは、台湾の100%子会社「JSRマイクロ台湾(雲林県中部科学工業園区雲林虎尾基地内)」のLCD材料工場が完成したと発表した。総投資額は約30億円。 敷地面積は約5万m2で、第1期としてカラーレジストを生産し、台湾のLCDメーカー/CFメーカーへ出荷する。また、2期以降はカラーレジスト以外の材料も生産を検討している。 |
日本電産サンキョー 台湾でLCDガラス基板搬送用ロボットを生産 日本電産サンキョーは子会社の「台湾日電産三協(台湾高雄市)」が新工場を建設し、LCDガラス基板搬送用ロボットを生産すると発表した。投資額は約3億円。 建物面積は約2000uで、第8世代ガラス基板搬送用ロボットを生産する。8月に着工、12月末に完成する予定で、07年1月から操業する。 |
FPD HOT NEWS |
|